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2017.7.20

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【美術館・博物館を訪ねて vol.4】※企画展は終了しています
パリと京都、歴史の記憶を残すふたつの街で時代の足跡を見つめる
~京都文化博物館 京都市~

 
オフアワーズ編集部 

創立70周年を迎えた世界最高の写真家集団マグナム・フォトとは※企画展は終了しています

パリ・マグナム写真展で知る、パリの歴史とマグナムフォトの足跡※企画展は終了しています

パリと京都

京都文化博物館とは

京都文化博物館パリマグナム写真展

こんにちは!オフアワーズ編集部です。
忙しい毎日が続くと、ああ、美術館へ行きたい、と思うことはありませんか?しんと静まり返った空気の中で五感を研ぎ澄まして展示物と向き合う。そういう時間を大切にしている方、いらっしゃると思います。大きな美術館・博物館から小さな展示会・ギャラリーまで、ロングランの企画展から数日間の個展まで、オフアワーズ編集部がひとつひとつ足を運んでレポートする【美術館・博物館を訪ねて】シリーズ、あなたのアートシーンを彩る1ページになれますように。

創立70周年を迎えた世界最高の写真家集団マグナム・フォトとは※企画展は終了しています

マグナムフォトをご存知ですか?1947年、ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ジョージ・ロジャー、デビッド・シーモアらによって設立された写真家集団です。彼ら個人の名前を知らなくても、おそらく一度はその写真を見たことがあるはず。第二次世界大戦と終戦、自立していく民衆、変化していく価値観、今も各地で絶えない紛争、彼らは今も目を凝らし、レンズを通して時代を切り取っています。

パリ・マグナム写真展で知る、パリの歴史とマグナムフォトの足跡※企画展は終了しています

京都文化博物館パリマグナム写真展パンフレット写真の一部

京都文化博物館にて2017年開催の「パリ・マグナム写真展」パンフレット写真の一部

2017年7月1日(土)から同年9月18日(月・祝)まで京都文化博物館で開催されている「パリ・マグナム写真展」(※企画展は終了しています)はマグナムフォトが切り取ってきた戦後から現在に至る時間の流れを、パリという視点で眺めることのできる写真展です。パリといえば芸術の都。多くの芸術家が一流のセンスや技術を学ぶため、今もパリを目指します。そんなすまし顔のパリにも激動の時代がありました。戦後の混乱からの復興を果たしたパリには、ミニスカートやロックミュージックなど、新しい価値観が生まれます。一方でアルジェリア独立運動に端を発した社会不安、当時のド・ゴール大統領の強権的政治への不満が渦巻くようになり、やがてそれは、学生運動、反戦運動へと姿を変え、パリから世界を席巻するようになります。マグナムはその動きをつぶさにとらえています。振りかざす拳、遠くを見つめる眼差しに、「あなたは一体、何を思うのか」と撮影者から真横で問いただされているような気持ちになるのは私だけではないはずです。

パリと京都

パリエッフェル塔

京都市はパリ市と姉妹都市の関係にあります。どちらも、激動の歴史を見つめてきた街であり、また、独特の美意識を持ち、街そのものが芸術であるところは誰もが認める「姉妹」だと思います。他にも、住む人のわが街にたいする高い自負など、京都とパリには不思議な共通点が多いと感じます。そんな京都で、パリを舞台にした写真展を見られたことはとてもおもしろい体験でした。
パリ・マグナム写真展と時を同じくして、同博物館では「近代京都へのまなざし~写真にみる都の姿~」と題し、近代京都を写した写真の数々を展示しています。古写真のなかに、いつも見慣れた京都の風景を探す体験がおもしろく、いつもと違った視点を教えてもらえます。パリ・マグナム写真展と併せて眺めると、街を眺めるとはどういうことか、新しい気付きを得られるかもしれません。

京都文化博物館とは

京都文化博物館

「パリ・マグナム写真展」(※企画展は終了しています)は2017年7月1日(土)から同年9月18日(月・祝)まで京都文化博物館で開催されています。京都文化博物館は、「ほんまもん」を体感できる博物館として平成23 (2011) 年リニューアルオープンしました。常設展示室には京都の歴史や文化が外国の方にもわかりやすく展示してあります。なかでも、京都で出土した古代から江戸末期までの堆積した地層の実物が展示してあるのは一見の価値ありです。壊した建物の瓦や、戦乱の焦土が積み重なっている様子は、日本の歴史そのものを見るようで、感動的でした。また、当博物館の名物がフィルムシアターです。毎月異なるテーマで、京都府所蔵の往年の名作を上演しています。年配の方は懐かしく、若い方は初めてのモノクロ映画を楽しむチャンスです。常設展、フィルムシアターともに特別展の入場券で入場できますので、時間をとってじっくり堪能してみてください。そして、忘れてはならないのが、国の重要文化財に指定されている旧日銀京都出張所、現在の京都文化博物館別館です。明治39(1906)年に建てられたレンガ造りの洋風建築ですが、京都の街なみによくなじんでいて素敵です。内部も無料で見ることができますのでぜひ中に入って当時の雰囲気を味わってみてください。

京都文化博物館詳細地図

 

京都文化博物館は京都市中心部にあり、アクセスもよい場所にあります。特別展も、京都らしく、親しみやすい企画が多いので、お近くへお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください。一歩踏み込んだ京都の表情を楽しむことができると思います。

参考資料

  • 京都文化博物館
    「パリ・マグナム写真展(2017)」フライヤー(※企画展は終了しています)
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名称 京都文化博物館
住所 〒604-8183
京都市中京区三条高倉
電話番号 075-222-0888 FAX 075-222-0889
webサイト http://www.bunpaku.or.jp/
メールアドレス https://www.bunpaku.or.jp/contact/form/
から問い合わせフォームあり
開館時間 総合展示:10時~19時30分(入場は19時まで)
特別展:10時~18時(入場は30分前まで)
毎週金曜日は19時30分まで延長
別館:10時~19時30分(各種イベント時は別)
ろうじ店舗営業時間は店舗によって異なります。
休館日 月曜日 祝日の場合など開館日あり
料金 総合展示:一般500円 大学生400円 高校生以下無料(フィルムシアターも鑑賞できます。)
20名以上は2割引
特別展:別途設定あり ホームページよりご確認ください(フィルムシアターも鑑賞できます。)
別館:入場無料

参考URL

  • 京都文化博物館ホームページ
  • http://www.bunpaku.or.jp/

  • マグナムフォト東京ホームページ
  • http://www.magnumphotos.co.jp

 

オフアワーズ編集部

 

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